第56回スーパーボウル終了。

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 ラムズ対ベンガルズの決勝、23-20でラムズが優勝 

ラムズ対ベンガルズで繰り広げられたスーパーボウル。2021年シーズンを締めくくる本当に面白いゲームだったと思います。それと同時に、両チームの弱点をなかなか克服できずに最後まで引きずった試合だったかなとも感じました。

1999年以来のスーパーボウル優勝だったようですね。LAの人たちも本拠地開催だっただけに優勝の興奮も大きいのではないでしょうか。ここ2年は、ホームチームはスーパーボウルに行くことができないというジンクスも破らていますし、それ以上にホームスタジアムアドバンテージを利用してロンバルディトロフィーを奪い取っています。来年はどうなるのでしょうか。


ミッキー・ガイトンによる国歌斉唱


ミッキー・ガイトンはテキサス出身の音楽家。2015年にアカデミー・オブ・カントリーミュージック賞受賞、2019年にグラミー賞受賞の非常に評価されているアーティストです。
スーパーボウルの国家斉唱は毎年豪華ですね。レディーガガやピンクなど。ピンクは有名なエピソードがありますね。せっかく推しのチームであるイーグルスが出場する試合で国家斉唱ができるというときに風邪をひいてしまい、のど飴をなめながら歌っていました。



コイントスとザ・ロックによるチーム紹介

テニスのレジェンド、ビリージーンキングがコイントスを行いました。コイントスの結果、ベンガルズが勝利。ベンガルズ後半からの攻撃を選択し、ラムズ先攻で試合が始まることに。
過去7回のスーパーボウルの勝者はみんなコイントスに負けているのです。今回も…、ラムズがコイントスに負けて、スーパーボウルチャンピオンになりました。すごいジンクス。

ザ・ロックによるチーム紹介。かっけー。しびれますね。第54回スーパーボウルのチームイントロダクションも行っていました。迫力ありますしね。それと同時にソーファイスタジアムの音響にも驚きますね。いよいよゲーム開始です。


第1クォーター

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ラムズは1回、1st Downを更新しますが、ベンガルズのDEヘンドリクソンのサックで止められ、その流れのままパントへ。

次は、ベンガルズのターン。しかし、ここでラムズのディフェンスの壁が立ちはだかります。4th&1でベンガルズ#Oのギャンブルをシャットアウト。止めました。

しっかりとトップターゲットカップへとパスをつなげ、ラムズはヤードを進めていきます。

ここで試合が動きます。最初のTDを決めたのはラムズWRベッカムスタフォードからの見事なパスで先制点を奪い取ります。

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ここで負けていられませんベンガルズ。しっかりとこちらもバロウのトップターゲットWRチェイスにロングパスを通しビッグゲイン。一気にエンドゾーン付近まで攻め込みます。

しかしここはベンガルズがTDをものにできず、エースKマクパーソンのFGで3点を追加。ここはベンガルズとしては、絶対にTDをとっておきたかった場面です。

ここで第1Q終了。ラムズ7ーベンガルズ3


第2クォーター

スクリーンショット 2022-02-15 170256 第2Q開始と思ったら、いきなりオーーーデル・ベッカムのビッグゲイン。燃えますねー。クロスルートでレシーブしてからの上りがとにかく速い。素晴らしいです。

キターーーー。クーーーパー・カップ。ベンガルズ#D陣スコヤられです。もうスッカスカに空いてましたね。OPOYの意地というものを見せつけました。Twitterでは外国の方がカップをカバーしていたベンガルズDBアップルを黒焦げのアップルと言って皮肉っていましたね。
しかし、ここでまさかの「スナチョン」。スナップミスのことですね。危うくエンドゾーンにまでもっていかれそうになりましたが、何とか防ぎ、エキストラポイントは得点できず。もったいない。

スクリーンショット 2022-02-15 171753 こんなものでベンガルズが動じるはずもなく。しっかりとスペシャルプレーを使いTDを奪って、得点差を縮めてきます。ラムズからすればまさかという感じだったでしょうか。相手のスキを突いた良いプレーコールだったと思います。

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第2Qも終盤に差し掛かり、ラムズの攻撃。出ました。スタフォードのハンドパント。これがエンドゾーンまで届きますが、きれいにベンガルズDBベイツにインターセプトされました。この時のセレブレーションで、本試合インアクティブだったユニフォームを着ていない選手が乱入し、ベンガルズがアンスポーツマンライクコンダクトをとられてしまいました。
そして、ここで第2Qが終了。ハーフタイムへと差し掛かります。ラムズ13ーベンガルズ10


ハーフタイムショー

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https://www.youtube.com/watch?v=gdsUKphmB3Y

ここには、NFL公式がアップしているものなので、埋め込むことができないのでURLを貼っておきます。見逃した方やもう一回見たいという方は、上のURLから見てくださいね。非常に珍しい伝説のヒップホップショーだとか。ただ、観客からは見えないようなパフォーマンスもあったのでそこを抜きにすれば、非常に素晴らしいハーフタイムショーだったのではないでしょうか。
NBA界のスター、レブロンもたいそうご満悦であったご様子。

 ベンガルズKマクファーソン、ハーフタイムショーを楽しむ 
恐れを知らないやつが一番怖いというのは本当かもしれません。いくらゲームプランには関わりがないとはいえ、いくらなんでもすごすぎる。本当に怖いもんなしですね。


第3クォーター

スクリーンショット 2022-02-15 173048 第3Qが始まりましたーと思ったら、いきなりのヒギンズの一発TD。いや、いくらなんでも急展開すぎる。。ただ、このプレーちょっとあやしいのです。一見、ラムジーがこけたように見えるのですが、スローで再生してみるとヒギンズがラムジーのフェイスマスクをつかんでいるように見えます。しかし、ペナルティは取られず。問題の動画を貼っておきますので、是非ご覧ください。
うん。これはやってますね。ただ、運を味方につけてまでも本当の実力。不本意の7点が入ります。7点ということは、そうです。しっかりとハーフタイムショーを見ていたマクファーソンはエキストラポイントを決めています。流石です。これでベンガルズが逆転。面白くなってきました。

スクリーンショット 2022-02-15 183719 さあラムズここからと思っていた時にいきなりベンガルズがインターセプト。ここにきて、ベッカムのけがによる不在が裏目に出ることとなりました。これで、ベンガルズは完全に流れをつかみました。

バロウ率いるベンガルズ#Oは非常に有利なところから攻撃を開始しますが、ここでもTDを許さなかったラムズ#D。意地を見せました。
上の動画を見ていただいても分かると思いますが、ベンガルズのOラインのポケットはぐっちゃぐちゃ。これではバロウも逃げようがありません。ドナルドを筆頭にオフェンスがどんなに厳しい状況に持ち込まれようとも守り切るという強い意志が見えました。

そして、マクファーソンのFGキックで3点追加。かっけー。余裕ぶちかましておいて、しっかりと決めるときは決める。漢ですね。これでベンガルズは7点差を広げました。

スクリーンショット 2022-02-15 190640 そして、しばらくパント合戦が続き、ラムズもオフェンスが苦しいながらもなんとかFGを1本決め、点差は4点差に。

ここで、ラムズにとって非常に痛いニュースが。前半にけがをしたベッカムのステータスがアウトになり、そのあとの出場は不可能に。ベッカム不在のラムズオフェンスが停滞していただけにこのニュースは非常にラムズにとって不利なものとなりました。


スクリーンショット 2022-02-15 192105 ここで両ディフェンスのサック祭りラムズの新人ジョーンズとボン・ミラーが1回ずつベンガルズのDTリーダーがサックを決めましたが、深刻だったのはベンガルズのリーダーがスタフォードに決め込んだサック。これでスタフォードは足首にけがを負いました。
そして、ディフェンス対決となった第3Qが終わりました。上の写真のヒギンズのポーズ。今、NFLで流行りのGriddyダンスですね。もともと、LSUでやっていたものを、バイキングスWRジェファーソンがNFL界に持ち込んだのが始まりです。


第4クォーター

スクリーンショット 2022-02-15 192105 第4Qが始まって早々にミラーのサックでバロウのひざのけがが再発。しかし、この後もバロウはけがを押して試合に出場していました。これでこそ本当のエースQB。さすがです。

そして、この大事な場面でベンガルズWRボイドがパスをぽろり。ベンガルズとしてはここは決めてテンポをつかみたかったでしょう。しかし、何といっても偶然に偶然が重なるというか・・・。ボイドは今シーズンにドロップがなかったにも関わらず、スーパーボウルで今シーズン初のドロップをしてしまうという何とも痛い場面でした。

ベンガルズに4点差を許したまま、残り6分を迎えたラムズオフェンス。そしてこのドライブからラムズのカップ祭りが始まります。カップ、カップ、カップ。そして、どんどんとドライブを進め、2ミニッツまでにベンガルズ陣8ヤードまで進めました。

そして、ここで!!キタ!!カップのタッチダウン!!この時間でラムズが逆転。ほぼ決定的となるTDパスを決め切りました。

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さあ、バロウのターン。ベンガルズとしては、せめてFGだけでも決めて、OTに持ち込みたいところ。そして、順調に50ヤードラインまで進みます。しかし、ベンガルズは4th&1シチュエーションを作ってしまいます。ラムズは止めれば優勝確定。さて、この結果は・・・。
ここでドナルドが決め切った!!大事な場面を止め切ってきたラムズ#Dがここでも炸裂!!こうして、ラムズがスーパーボウル優勝を決めました。

ゲームファイナル。ラムズ23ーベンガルズ20でラムズの優勝!!



個人的に気になったニュース

今回はスーパーボウル終わりたてということで、スーパーボウル関連のニュースを載せたいと思います。それではどうぞ!

スーパーボウルMVPはラムズWRカップ

OPOYの受賞、スーパーボウルリング、そしてスーパーボウルのMVP。ほしいものは手に入れたでしょう。本当にすばらしいシーズンを過ごしてきて、最高の締めくくりを迎えることができたと思います。
スーパーボウルMVPは最初ドナルドかなと思っていましたが、やはり2TDを記録してチームの勝利に貢献したカップでした。

ちなみに、この日着ていた服はミッキーちゃん。2児のパパですからね。ミッキーちゃんの服を着てもかっこいいですね。

男泣き集

ドナルドもベッカムの念願のスーパーボウル制覇。ドナルドは53回スーパーボウルでペイトリオッツに敗北、ベッカムは今まで色々なチームを渡り歩いてきてやっとのスーパーボウル制覇。2人とも涙にわけがあります。やっとの思いで成し遂げたスーパーボウル制覇。一生彼らの思い出に刻まれることでしょう。

頂点でのプロポーズ

これ負けてたらどうしてたんやろとひねくれものは考えました。本当に美しいシーンで。彼らにとって忘れられない日になったでしょう。スーパーボウル制覇と奥さん。この日得たものは誰よりも大きかったはず。末永くお幸せに。

スーパーボウルのCM TOP10

今年もスーパーボウル恒例CMバトル。今回はTOP10をまとめた動画がありましたので、載せときます。個人的に好みなのは、メイヨがなりふり構わずタックルしまくるやつです。




まとめ

振り返ってみて改めて、本当にいい試合だったなと。オフェンス戦もあれば、ディフェンス戦もある。ただ、強いて言うなら、ベンガルズオフェンス。ラインがもう少しバロウを守ってあげなければなりませんでしたね。これで来年OLが補強されれば・・・。
スーパーボウルもとうとう終わってしまいました。が、このブログはまだまだ続きます。どんどん更新していきますのでお楽しみに。